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徒然なるままに

  • 執筆者の写真ひいらぎねづき

覚書:IDEのHDDから中身を読み出す方法

ちょいといろいろありまして。

遊んでいるMMORPG Ultima Onlineで知り合った人から、データファイル(昔知り合いがゲーム内で書いた『本』のバックアップデータ)を貰える事になりました。 この中に入っているそうです。

SeagateのBarracuda ATA iii (20Gbytes)。 ここから欲しいデータを自分で発掘しろと!!!

交換条件(バーター)って事で、この中に入っているという『とあるデータ』をぶっこ抜けと!! (古いメールソフトのバックアップデータが入っているから、それが欲しいとのこと)


中身が壊れていたとしてもデータの吸出しさえ出来れば何とかなるよ。って言われました。

つまり。もしものときはサルベージしろとぉぉぉ!! まぁ。20G程度ならCPUパワーごり押しで簡単に解析&ファイル復活できちゃうからね。

技術の進歩ってすごいねー。

むかぁし、240MのHDDが壊れた時は、2ヶ月がかりでデータのサルベージしたけど。今は240Mなんて十数分だもん。泣けますわー。











尻側は懐かしいIDEの端子。




ジャンパーピンスイッチだぁ。懐かしいぃぃぃ。

今でも売っているのかしら?(我が家の予備は残り数個)








ここからが覚書。

IDEのHDDから中身を読み出す方法



IDEのHDDから中身を読み出すには、変換ケーブル等を用いてパソコンとつなげる必要があります。


webサイトを巡るとたまにHDDデータサルベージ会社のCMなんかで、HDD分解して中のディスク(プラッタ)を直接読み込む、な~んて書いているところあるけれど。普通はソレ無理だから。個人ではソレ無理だからね。



我が家では、21世紀に入った頃に大須のツクモで購入した《IDE2USB》変換ケーブルを利用して行います。

まずはコネクタ部分を見て、ジャンパーピンスイッチを確認。


IDEのHDDをUSBで接続するときは、JumpersをEnabledで設定する必要があります。


大切なのでもう一回書いておきます。

『昔使っていた古ぅぅぅいIDEのHDDを、現代のマシンにUSB経由で接続して中身を読み出す時はぁぁぁぁ。

 ジャンパーピンスイッチを、イネーブルにしなくちゃ駄目なのよ~』


ってことで

とにかくここを「enable」(有効)にすることを忘れずに。



ピンが足りないときは、使っていないIDEのHDDから抜いてくるのが手っ取り早い。

とも書き残しておきます。





こちらは、IDEのHDDをUSBで接続する為のケーブルと外付電源。



下の写真一番右の端子がUSB2.0のType-A。

一つ左の大きい奴が、IDE端子。さらに左隣が、IDE HDDの電源端子。




さてここからがHDDとパソコンを繋げる作業です。



まず。安定できる水平な場所にHDDを置き、写真に写っているIDE端子とIDE HDDの電源端子をとりつけます。


次に。HDDに電源を入れ、ディスク(プラッタ)の回転が安定してから(だいたい15~30秒くらいかな?)パソコンと接続します。


最後に。HDDとして認識されるまで少し時間がかかるから、アニメのopでもアカペラしてノンビリ待つ(30~50秒くらいかかる)。



これでHDDにアクセスできるようになるはずです。




HDDのディスク(プラッタ)が回転しない(モーターの回転音がしない)時は、あきらめましょう

HDD様はお亡くなりになっています。

復活の呪文は難しいので、個人ではなかなか唱えられません。チャレンジは自己責任で。


裏蓋あけてモーターに油注したら復活した。なんて話をたまに聞きますが、そんなのマレだからね。

(4つくらい試してみて全部駄目でしたわー)




おわりの言葉。 IDEのHDD。すぐに熱くなるよ。 てきとーなところに置くと、熱がすっごく篭るからね。

ノートパソコン用の熱伝導シートや冷却台の上に置いて作業するといいかも。







覚書はここまで。









我が家にも10個ほどIDEのHDDが残っています。

中身(データ)を確認してさっさと処分しないとな~なんて思いつつもダンボール内に10年以上放置中なので、この機会にチェックしないといけないなーどーしよっかなーって考えあぐねているところでございます。

(プラッタにカビが生えていたら嫌だなぁ)

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